施工事例
眠れる平屋
無垢床に漆喰を採用した空間は、シンプルだが美しく質感も良いとのこと。大きな窓からは外の景色が臨めるだけでなく、デッキに行き来がしやすい。
特製の建具は統一感をもたらし、デザイン性をプラス。半透明のガラスはプライバシーを守りながらも別空間が確認でき、抜け感を演出。扉を閉めても閉鎖感が生まれないのが良い。
水回りを集約し、家事時間を短縮。天気の悪い日は部屋干し、天気の良い日は外干しと、洗濯の困らないという。乾いた洗濯物はすぐにしまえるよう動線に配慮されており、毎日の忙しさをラクにする工夫が伺える。
軒が深いから、趣味の花も外に出して置ける。玄関に外グッズを置いておいたり、夏のジメジメした季節でも窓を開けてウチ・ソトを楽しめたりする。
軒を深くすることで雨の日でも濡れずに鍵を開けられたり、窓を開けても心配なかったりと便利になる。壁の一部を出すことで、周囲の視線を遮り、「使える間 (デッキ) 」となるよう工夫されている。
眠れる平屋
「この家はよく眠れるんです」と住まい手はつぶやいた。
世界のどんな高級ホテルより、老舗旅館より
どこよりも寛ぐことができる場所、それが我が家であってほしいと、想い建てた住まい。
カバザクラの無垢床に、漆喰を採用した空間。シンプルだが美しく、何よりも質感が普通の”それ”とは何かが違う。素材の触り心地や見た目の違いだけではない。
冬は暖かな陽射しが差し込むかと思えば、夏が近づくにつれ、今度は影が差し込む。光の道を設計し、風の通り道を拓くことで、住まい手に触れる空気は大きく様変わりする。
玄関、和室、廊下、リビングにつながるように動線が設計され、設計士が熟考した空気の流れがここで生まれる。寝室に隣接するランドリーで干した洗濯物は翌日には気持ちよく乾いている。
料理、ペット、室内干しや雨の湿気ったにおいを感じさせない徹底した「空気」へのこだわりが、お施主様の言った「眠れる住まい」を実現しているのだ。